毛深い悩みは大人だけじゃありません。子どもでも毛深くて悩んでいる子は多く、体毛が濃いことをからかわれて学校に行きたくなくなってしまう子もいます。子どもに脱毛させるメリットは、コンプレックスを解消できるということです。ムダ毛の濃さは人によって異なり、子どもによっては大人のように毛深くなり、コンプレックスを抱いてしまう場合もあります。毛深いことにコンプレックスを抱くと、人前で肌を露出するのが嫌になったり、異性との交流を避けたりする恐れがあります。脱毛することで毛深いことへのコンプレックスを解消できれば、他人の目を気にして引っ込み思案だった子でも、自分から積極的に行動できるようになるでしょう。 また、子どもに脱毛させることで、自己処理のリスクを抑えることができます。自己処理は肌へのダメージが大きいので、何回も行っていると肌トラブルも起きやすくなってしまいます。それに加え子供の肌は非常にデリケートなため、自己処理による肌のトラブルの発生率も高めです。炎症を起こしたり、埋没毛で毛が埋まってしまったり、ニキビができたりなど、自己処理はこのような肌トラブルの原因となります。脱毛すれば自己処理によって肌を傷つけることがなくなり、様々な肌トラブルのリスクを回避できます。また、脱毛すると自己処理をしなくていいので、肌へのダメージが蓄積されることはなく、肌をキレイな状態でキープできるでしょう。
子どもの頃から脱毛しても、十分な効果が得られないことがあります。8歳~18歳までの時期は「思春期」といい、この頃は様々な部位が変化し、子どもは大人へと近づいていくのです。思春期を迎えるとホルモンバランスが変化し、ワキやヒゲ、デリケートなゾーンから毛が生えてきます。脱毛する時期が早すぎると、もう一度これらの毛を処理するために脱毛しなければならないので注意が必要です。 また、大人よりも子どもの方が脱毛時に痛みが発生する可能性があります。子どもの肌はデリケートなため、レーザーを照射した時の痛みが強くなります。レーザー脱毛は大人でも痛いと感じることがあるので、場合によっては脱毛を途中で断念することもあり得ます。子どもが脱毛する時は、蓄熱式脱毛など、痛みが少ないものがおすすめです。 痛みだけでなく、肌のトラブルも子どもの方が起きやすいです。脱毛する時は高熱のレーザーを使い、毛根を破壊していくので、火傷してしまうことがあります。子どもの方が大人より肌が敏感なため、火傷してしまう可能性が高いです。クリニックでは、子どもが火傷しないように出力を抑えるなど最善の注意を払っていると思いますが、それでも火傷を負う場合があります。蓄熱式脱毛は低温で照射するので、火傷や痛みの心配が少ないです。子どもが脱毛する場合は、できるだけ肌に優しい脱毛機を使っているお店を選ぶことが大切です。