痛くない脱毛をしたい!痛くない脱毛方法や痛みを減らす工夫について

SHR方式の脱毛は痛みが弱い傾向

夏が近づくと、二の腕や脇のムダ毛をきれいに処理するために全身脱毛に通う人が急増します。ただ全身脱毛を受けるに当たり、施術時の痛みが心配で二の足を踏んでいる人も多いことでしょう。そんな方におすすめなのが、SHR方式の脱毛サロンです。そもそもSHR方式の脱毛とは、ムダ毛の周りに弱い光を断続的に照射して発毛を促すバルジ領域を破壊する施術のことです。従来のレーザーや光脱毛の場合、肌の奥にある毛根を破壊するために強い光を当てなければいけませんでした。したがって、光の作用によって表皮や真皮に強いダメージが与えられ、痛みが生じていたのです。その点、SHR方式の脱毛の場合、毛根よりも上にあるバルジ領域に照射するので弱めの光でもムダ毛を十分に処理できます。そのため、痛みを感じにくい上に施術後の肌荒れや毛嚢炎などのトラブルも防ぐことが可能です。

SHR方式の脱毛では、うぶ毛もきれいに処理できるというメリットもあります。黒い色に反応する光やレーザーを照射する場合、色素の薄いうぶ毛はきちんと処理ができませんでした。しかし、SHR脱毛はきちんと光が毛包に働きかけてくれるので、うぶ毛もなくなります。施術後は肌がツルツルになると評判です。

痛みを減らすための工夫

脱毛クリニックで全身脱毛する際、痛みを減らすために麻酔クリームや笑気麻酔を使ってくれるケースが多いです。麻酔クリームは、脱毛したい部分に塗布することで刺激を感じにくくなります。また、笑気麻酔では、口から麻酔を吸引することで痛みや不安や恐怖心を軽減させることが可能です。脱毛クリニックでは麻酔に対応している所が多いので、痛いのが苦手だという方はカウンセリングの時に相談してみると良いでしょう。また、施術の際にスタッフに光やレーザーの出力を下げてもらうことも賢明な策です。高い出力の方が脱毛効果が高いですが、痛さを我慢していると精神的に良くありません。

その他にも、全身脱毛を受ける前は日焼けをしないことも痛みを軽減するために必要なことです。その理由は、日焼けをすると表皮のメラニンの量が一気に増えてしまうからです。レーザーはメラニンに反応する性質があるので、日焼けした状態で施術を受けると毛だけではなく肌にもレーザーが照射されてしまいます。その結果、通常よりも痛みを感じやすくなるというわけです。 したがって、施術の前は日焼け止めクリームや日傘、帽子をかぶるなどして日焼けをしないように気を付けることが大事です。